Windows10は2017年11月現在までに数多くの大型アップデートが行われてきましたが、2017年に行われたWindows10 Fall Creators Updateのあとから、「エクスプローラーの検索履歴無効化」が機能しなくなっていました。
私は以前に検索履歴無効化の方法を調べて実施していたのですが、大型アップデートによってまた検索履歴に残るようになってしまいました。
そこでいろいろ調べていたのですが、「エクスプローラーの検索履歴無効化」に失敗した方法と成功した方法が玉石混交だったので、成功した方法を掲載したいと思います。
なおこの方法は日本語解説ページにはなく英語圏のサイトで解説されているものを参考にしました。
1. Windowsボタン+Rで「regedit」
ここは知ってる人はどうでもいい解説でしょうが、とりあえずここから書いておきます。
キーボードのWindowsボタンを押しながらRで「ファイル名を指定して実行」が開くのでそこで「regedit」を入寮します。
そうするとレジストリエディタが開きます。
2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows にExplorerキーを作る
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows
まで進みましょう。
※Policiesの傘下にあるキーが対象です。この在り処を間違っているサイトが本当に多いです
Windowsの下にはCloudContent、CurrentVersion、DataCollectionの3つのキーがあると思いますが、ここにExplorerキーを追加します。
左側のツリーに表示されている「Windows」を右クリックし「新規→キー」をクリックします。
そうすると「新しいキー」という名前のキーができるので、「名前の変更」で名前を「Explorer」にします。
3. Explorerキーの下に新たにキーを作成し「DisableSearchBoxSuggestions」を追加
Explorerをクリックするとウインドウ右側のペインに(規定)キー一つのみが表示されていると思います。
この右側で右クリックをして「新規→DWORD(32ビット)値」をクリックし、「新しい値 」というものが作成されるので、これを「名前の変更」で「DisableSearchBoxSuggestions」にします。
そしたらこの「DisableSearchBoxSuggestions」を右クリックし「修正」をクリックし、「値のデータ」の部分が0になっているのを「1」にします。「表記」は16進数のままです。
これでOKを押して、あとはWindows10を再起動すればエクスプローラーの検索履歴機能は無効化されています。
私はこの方法で成功しましたが、実行するときは当然ですが各自の自己責任で判断して行ってください。