どういうときにTorを使うべきか

Torはどういうとき使うべきか簡単に書きます。

でもまずはTorを使うべきではない、使う必要がないサイトから。

使わなくていいのは、国や地方自治体など役所のサイトです。こういったサイトはTorで見るものではありません。なぜならわが国の公共機関は信頼できるからです。

フランスのように、市民革命を起こして民主主義を勝ち取った国は「国家権力は信用できないもの」といった考え方が未だにあります。

日本でもなぜかそういう人はいますが、少数派です。よくあるパターンが、預金封鎖を騒ぐ人、財政破綻を騒ぐ人、年金破綻説を騒ぐ人、国が規制をしようとするとすぐに騒ぐ人。例えば自動車の自動運転に国が慎重に規制をすると、「日本の官僚主義」のように批判を展開する人です。ドローン規制をしようとするとこれまた騒ぎ出します。

ですがそういったのは的はずれです。日本の国家公務員ほどまともに働いている人はいません。あれだけ少ない給与で身の削るような激務をこなしているのです。何もしない税金泥棒なんて公務員像は、単なる幻想です。

だから国が運営しているサイトに対してTorでアクセスすることは失礼です。それってすなわち、国家公務員を信用していないってことですからね。

私は公共機関のウェブサイトにアクセスするときはいつも生IPです。

ですが、閲覧者の情報を盗んで他の業者に横流ししているような、うさんくさい民間サイトにアクセスするときはTorを使っています。

個人情報保護をしっかりやっている民間企業なんていうのは、銀行などの金融機関や、三菱などのしっかりした企業くらいです。

最近は「儲かりさえすれば何をやって稼いでもいい。」のような詐欺まがいの商売をしている民間企業が大量にあります。そういった企業は使えるものはなんでも使う。個人情報保護など二の次で、金に結びつくことならなんでもやるわけです。

そういったことが疑われる企業のサイトにアクセスするときはTorを使って匿名にすべきです。

あとはマスメディア。マスコミはIPアドレスごとに、どのニュース記事を閲覧したかその行動履歴をしっかり記録しています。マスメディアにアクセスするときもTorを使うべきです。特に海外のメディアのウェブサイトでは、ニュースをhttpsで転送情報を暗号化して閲覧者に届けるようにする傾向があります。どのニュース記事をみたりしているかというのは高度にプライベートな情報なのです。同時に暗号化だけでなく匿名性も重要になってくるわけです。

先程も言ったように、日本の行政(警察・消防・軍・国税庁などすべて)は信用できるので行政のサイトへのアクセスではTorなんか使うべきではありません。一方で、民間かつ政治的な色の強いサイトにアクセスする場合はTorを使って思想信条を民間の第三者に知られないようにすることは重要です。