Torをどういうときに使うべきか、またTorはどのような目的で配布されているのか、それは別掲してありますのでそちらを読んでください。
簡単にいうと、米海軍が西側諸国の普遍的価値を普及させるためのTorであり、日本国の公共機関のように信頼できるサイトの閲覧には使用しないこと、でした。
「日本の公共機関は信用ならん」、と言っている人はちょっと反政府的なものがありそうなので、安易な公務員批判の立場を取らない本サイトは合わないと思います。
さて、Torのインストール方法を説明します。とても簡単です。

からダウンロードします。
Tor Browser for Windowsとかいてあるものをダウンロードします。
今だとtorbrowser-install-4.5.2_en-US.exeです。
ダウンロードしたらダブルクリックすると解凍されます。
するとTor Browserフォルダができるので、その中にあるStart Tor Browserを起動します。たったこれだけです。
使うときはStart Tor Browserを毎回ダブルクリックするだけです。
使い終わったら閉じるだけ。Torネットワークへの接続、遮断も自動で行ってくれます。
あと注意すべきなのは、このTorというものは通信は暗号化していないということです。つまり途中のネットワークに盗聴をしている悪いやつがいたら、筒抜けだということです。
それを防ぐために、Tor Browserには最初から強制的にhttps接続をするアドオンが入っています。
でもこのアドオンが働くのは、httpsが提供されているサイトだけ。httpsが提供されていないサイトは暗号化なしで接続することになります。
TorネットワークはボランティアでTorサーバーを設置しているので、途中で悪い奴がいたら通信内容を傍受するなんて簡単です。だから暗号化に対応したサイトを見たほうがいいです。
逆に、暗号化されていないサイトでログインを行うなんてことをするのなら、Torを使わず直接接続した方が安全です。