クレジットカード完全ガイド (100%ムックシリーズ)の評価

クレジットカードはどれが最適なのかという問題は社会人になる以前の学生の頃から今に至るまで抱えている悩みだ。

同期をみてもみんなクレジットカードをどれにするかという話題はちらほらきく。

ウェブ上にはクレジットカードランキングサイトが大量にある。でもどれも不完全だ。

何の気なしにこんな本を買ってみたが、さすが出版社がお金をもらって書いているだけあってその辺のウェブサイトよりかなり完成度が高い。

この本のいいところは「ステータス」というところを綺麗に切り捨てていることだ。ステータスというのは数値化できない。つまり定量的に評価することができない。だから人によってどのカードにステータスを感じるかなんてまちまちだ。

一方で、100円あたり1ポイント付与されるカードと1.2ポイント付与されるカードがあったらどっからどうみても1.2ポイント付与されるカードのほうが優秀だ。

さらに現金還元とポイント交換還元のカードだったら確実に現金還元の方が優秀だ。

あとは付帯保険もそう。保険も給付内容と給付要件によって定量的に評価できる。

この本には100位までのランキングがのっている。これは裁量でランク付けしているものではなく、各要素ごとにランク付けしたのちにその合計点数で比較している。つまりポイント還元率や付帯保険、年会費など定量的に比較できる各要素を求めた上で、それらを合算してランク付けしている。

そのランキングで私が使っているダイナースクラブカードはなんと80位台。原因は明確であり年会費の評価がすこぶる低い。やはり年会費というのは重要なファクターだ。年会費無料でないかぎりこのランキングで上位に来るのは難しいだろう。

でも「ステータス」という雲をつかむような目に見えないメリットよりかは具体的な金銭的価値を優先してランク付けするのは現実的だ。実際にバブル崩壊後から90年代の間はこういったステータスが重視されてた時代があったのかもしれないが、私達が社会人になった頃は上司から「君たちの世代はクルマクルマってこだわりないんでしょ?」と言われたように、ステータスとか車を持ってるとかどうでもよい雰囲気なってきている。それよりかは現預金や有価証券をどれだけ蓄えているかの方が重要だ。

そんな時代を反映しているかのようなランキング書。